【放課後等デイサービス】★SST

こんにちは!るあなです

放課後等デイサービスで行っているSST(ソーシャルスキルトレーニング)の1例をご紹介します。
先日行ったのは「忘れ物」についてでした。

指導員の忘れ物の話を聞くうちに、はじめは「思い出せないよ~」と言っていたみんなも「あっ…そういえば…」といろいろな忘れ物の経験を手を挙げて話してくれました!
お友だちの忘れ物の話を「確かに、ぼくもそれ忘れたことあるな~」と共感しながら聞くことが出来ていました。



そのあとに指導員が読み上げる時間割を覚えて、明日の準備をする活動をしました!
「メモを取ってもいいよ」と言うと、みんなホワイトボードにメモを取りながら、図工では教科書と絵の具セット、国語では教科書と宿題…などの科目と道具をセットにして覚えたり、毎日持っていく筆箱、帽子などのものは必須で揃えたり、忘れないように真剣に取り組んでいました。



間違えてしまった子も、取りに帰れないよ~と言うと、忘れてしまったことを受け入れていました。

忘れ物をしないようにすることも大事!でも忘れてしまったら素直に先生に伝えることも大事!なことと、忘れ物は『誰かがいつまでも届けてくれるものじゃない』ということを指導員の顔を見て、しっかりと聞いていました。

すると…帰りはみんなで声をかけあって、忘れ物をしないように注意していました。
このSSTをしてからしばらく経ちますが、帰りは誰かが「忘れてない?」と声掛けをすることがあったり、「〇〇ちゃん、棚の上のやつ、忘れてるよ」と教えていたりする姿が見られるようになりました。

忘れ物をすぐ0に!は難しいですが、このSSTを通して少しずつ自分で忘れ物に気付いたり、忘れ物をしないように気を付けたりする習慣がつくきっかけになればいいなと思います◎

1例ですが、ほかにも児童の様子を見ながら合うテーマを考えながら、SSTは取り組んでいます。